お子様の仮性近視
スマホなどの近業の増加にともない、子どもでも生活のなかで近くを見る作業の占める割合が多くなっています。近業を長く続けると、水晶体の厚さを調節している毛様体が異常に緊張して、一時的に近視の状態になってしまいます。これを偽近視といい、「仮性近視」とも呼ばれています。
当院では「ワック」という機械を使用し、仮性近視の抑制訓練を行っております。
ワックについて
ワックは近視抑制の訓練ができる機器です。
5分程度、機械のなかに写る写真を見ていただきます。
写真は近づいたり離れたりします。
近業によって緊張した眼の筋肉を緩和させ近視の抑制をはかります。
通院頻度
週に1回~2回程度来院いただきます。
また、1カ月に1度、視力検査と診察をいたします。
※数か月程度治療を行っても視力の改善がみられない場合、仮性近視でなく「近視」になっている可能性が高いです。
その場合、お子様にあったメガネの処方などを行います。